スタンドワーク
野外での調査や外勤のような「フィールドワーク」での業務は、タブレット端末が利便性を発揮します。
タブレット端末には、Googleマップのような「地図情報」が装備されているので、連携すると便利になります。
タブレット端末を利用することで「働き方」に「変化」また「効率化」を進めることができます。
Googleマップのような地図情報のことを、専門的にGIS(graphic infor-mation system)と云います。
タブレット型のデバイスに装備されているGISを利用することで、地図上に「現在位置」や「対象物」の位置のプロット、またそのデータを社内のシステムと連携を図るといった、野外での業務で様々な利用方法が可能となります。
タブレットで地図情報をビジネスワークに。
「ぱっと!地図」は、住所の情報を元に地図情報上に様々な属性を配置し、属性の状況や分布状況をビジュアル上で確認できるiPad専用のネイティブアプリケーションです。
地図上にビジュアライズされた視認性は業務の効率化を支援することができ、またタブレットで操作できるからフィールドワークで活躍することができます。
立位姿勢による観察や調査をしながら入力が必要な業務は、携帯性に優れているタブレット型デバイスが威力を発揮します。
デバイスには、カメラやアクセラレータ、レタッチ機能(画像上に線やオブジェクトを配置できる機能)が標準装備されているので、
それらの機能を利用することで、「スタンドワーク」での業務をさらに効率化を図ることができます。
医療系へ適用
医療系の業務は、「患者と直立による接触」や「ベッドサイドでの接触」が多いために、その場で対象物を観察しデータを入力することができる簡易性が求められます。
医療施設や機器メーカとのタイアップにより、医療系での業務効率化や生産性向上に繋がるタブレットの活用について、研究開発を進めています。
透析分野
ーシャント・フットケア管理ー
タブレットで臨床工学技士や看護師がシャントやフットの状態記録を行うアプリケーションを開発。
評価の入力・経過観察のための写真撮影による記録・撮影した患部の写真への描画機能等、タブレットの特性を活かし、直立姿勢での業務を支援します。
運用フロー
一例として、下記のような ① 透析準備、② 透析中、③ 透析終了のような業務フローに合わせてご利用頂けます。これまでの盲目的管理から一元管理へ、またタブレットの活用によるスタッフ間での情報共有に寄与します。
透析準備
カンファレンス等で活用することで、申し送りの確認・当該患者の特性(くせ)等を確認。
透析中
タブレット型であるため透析中の患者や患部の状態を確認を容易にし、透析中に患者情報の更新を実施。
透析終了
STSやシャントカルテの印刷 、またデータのアップロード等、透析後の支援機能に対応しています。